昭和風情残る善福寺(1)
4月26日(日)、区議会議員選挙投票後、
善福寺の町内を散歩してきた。
駅からも離れ、特にお店などもない閑静な住宅地である善福寺。
西荻エリアのなかでも特に好きな町である。
その理由は、閑静な住宅地と東京(西荻)では珍しい坂道が多いところが
故郷・名古屋の郊外に似ていて親近感がわくからかもしれない。
駅から離れていることもあって、東京女子大学や善福寺公園がもたらす緑が
比較的多いところも故郷に似ている。
ただ、故郷との違いを言えば、善福寺は昭和の風情が残っていること。
昔商店だったであろう建物が、シャッターを閉め、看板のみを残し存在していたりする。タバコ屋さんだったり、クリーニング屋さんだったりね。
あと、神殿か!と思わせる大きな屋敷があるかと思えば、
70~80年代を思い出させる下宿のようなアパートも見掛ける、
そのギャップに不思議な気持ちが加わり、散歩を楽しくさせてくれる。
善福寺公園には、この日も走っている人、読者している人、犬の散歩をしている人と大勢の人が休日を楽しんでいた。
この時期の善福寺公園では鯉のぼりを見ることができる。
これまた懐かしい~。
この懐かしさは、自分の子どもの頃を思い出させると同時に、
東京に来てから10年ちょっとになるけど、こちらでは見掛けない。
だから、鯉のぼりも昭和のものになってしまったのかなと思ったわけ。
東京では住宅が密集しているし、鯉のぼりをあげるなんて難しいんだろうなと思ったけど、クリスマスのライトアップをする民家が増えているんだからね。
やっぱり時代の流れなのかな?
それとも東京だけの話なのかな?
そんなことを思ったりした。
((2)へつづく(予定))